✔ 本記事の内容
- 最初に決めるのは損切り
- 損切り位置の決め方
- 利確する場所の決め方
もくじ
最初に決めるのは損切りから
まず私たちが最初に決めなくてはならないのは損切りの位置です。
トレードするにあたってどこまでのリスクを許容するのか、いくらまでのマイナスを許容するのかを決めなくてはなりません。
また、リスクの取り方にも2種類あります。
- 資金全体の○%までという資金管理の部分
- テクニカル分析で導き出す損切りの位置
それぞれ詳しく解説していきます。
資金全体に対するリスクのパーセンテージ
1回のトレードにおけるリスクは2%~どんなに高くても5%くらいまでが望ましいです。
えっ、少なくない?と思うかもですが、5%では20連敗したら全部無くなります。終わります。詰みです。
FXは資金がゼロ、もしくはそれに近いくらいマイナスになってしまった時点でほぼ詰み。
なので絶対にそうはならない、させないように戦っていくべきです。
テクニカル分析から導き出す損切りの位置
テクニカル分析から導き出す損切りの位置といっても、たくさんの種類があります。
その中でも今回は代表的かつ基本的なパターンを解説していきますね!
まずは王道、押し安値、戻り高値の外側です。
✔の所でロングのエントリーをしたとして、その後上昇する際に考えられる値動きはザックリ3パターンあります。
- すんなりとそのまま上昇する
- 押し安値まで下がってもみ合ってから上昇する
- 押し安値を下抜くが、ダマシとなって急上昇する
③以外のパターンなら押し安値を下抜かれていないので「目線が継続」していますね?
損切りの位置を押し安値の下に置けばダウ理論が継続(目線の継続)する限り利益は伸びていきます。
そしてこの「目線が継続している状態」のことを「トレンド」といいます。
相場に参加しているトレーダーがこのことを意識しているから「押し安値」や「戻り高値」は突破されにくいんですね。
なので基本的には「押し安値」、「戻り高値」の外側に損切りを置きましょう。
水平線・MA・ボリンジャーバンドの外側
「押し安値」や「戻り高値」以外にも意識されるポイントがあります。
まずは水平線です。水平線というのは過去に意識されたポイントであり、もう一度そのポイントで意識される可能性が高い場所です。
例えるならば「盾」、シールドのような存在なので、ある程度レートをはじき返します。
水平線を突破されたことをもって損切りとしても良いでしょう。
チェック
上記で説明したのはあくまでも損切りを置く位置の候補です。相場全体の流れを見たうえでどこの抵抗体が抜かれたらキツくなるのか?というスキルを磨いていくことが重要です!
なぜ損切りをした方が良いのか
相場は不確実の極み
上記の見出しのとうり、相場というのは不確実の極みです。
どうなるか分からない相場に対して「自分の見立て」から外れた時点で一度手を引いて仕切り直すべきだと僕は考えます。
正直、切らなければ戻って来て助かったじゃん!という事も往々にしてあるのが相場ですが、切らなければあなたの口座の資金を一回のトレードで全て溶かしてしまう可能性も充分にあります。
こうなってしまうと、どれだけ相場で儲かっていてもたった一度のトレードで全てを失ってしまう事になりかねません。
そうなってしまう前に自らの手で損失を許容できる範囲のうちに確定させてしまいましょう!ということです。
利確の目安
損切りの位置を決めたら次は利確の目安を決めましょう!
損切りと同じく利確も事前に決めておくべきです。
とはいえ、トレードスタイルによって利確の目安も大きく変わってきます。
人によっても値動きによるストレスの感じ方などが違うので、自分に合ったものを選んでみましょう。
- リスクリワードで決める
- テクニカル的に見た抵抗体で利確する
- 決めた時間で決済する
など色んなやり方あるので試してみて自分の性格に合ったものを見つけましょう!
基本的には損切りを決めた時の逆の考えです。
自分とは逆のポジションを持っている人達がどこで損切りをしたくなるか?
このあたりが利確するには良いポイントになりますよ!
リスクリワードで決める
リスクリワードとはエントリーから損切りまでの値幅を1として、1:1や1:2などの割合で決めてしまうやり方です。
1:1なら勝率重視、1:2なら勝率が少し落ちる分値幅をいただくという感じですね。
損失や利益の計算もしやすいと思います。
テクニカル的に見た抵抗体で利確する
水平線や押し安値、戻り高値、各種MAやボリンジャーバンド、雲など、上げればキリがないですが、これらの抵抗体はとても意識されやすいです。
その時の相場によって、どの時間足のどれが意識されるかというのは変わってきます。
そこでレートが止まって折り返すかどうかは誰にもわかりません。
わからないからこそ、その抵抗体にレートが到達した時点で利益を確保するという方法です。
ポイント
ここで注意したいのが、利確の目安にも「一貫性」をもって、いつも同じ理由で利確して頂きたい。
そうすることで一定の結果が得られ、検証、改善につながり、結果としてトレードの安定感が向上しますよ!
一貫性についての記事はコチラ↓↓
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決めた時間で決済する
リスクリワード、もしくはテクニカルで利確する位置を決めたが、なかなかレートが動かない。
そんな時は時間を考慮して決済しても良いです。
ポジションを持ったまま中途半端な位置にいて、重要指標の発表の時間を迎えることになってしまったらそれはもはやギャンブルです。
素直に「時間切れ」という概念をもっても良いですよ!
ギャンブルがしたいなら「海外口座」を使って追証のリスクをなくしましょう!
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