テクニカル分析

ボリンジャーバンドは角度で見る!これが本当の使い方!【深堀版】

どうも、はなまげです!今回はボリンジャーバンドの深堀版ということで、ボリバン信者の僕としては相当に気合が入っているので、宜しくお願い致します!
はなまげ
普段ボリンジャーバンドを使っていない私でも理解できるかな?
普段からボリバンを使っていない人はまず、下記の記事を読んでから、コチラの記事に戻ってきて下さいね。
はなまげ
角度が大事!ボリンジャーバンドの使い方を徹底解説!

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さて、ボリバンの記事は読んでもらえましたかね?

そんなの読まなくてもわかってるよー!という方は飛ばしちゃってくださいね!

では前置きはこのくらいにして早速本題にはいりましょう!

ボリンジャーバンド1σ・2σ・ミドルの特徴と強さを理解しよう

ボリンジャーバンドといえば1σ・2σ・ミドルの3つのバンドで構成されていますよね?

この3つのバンドにはそれぞれの個性があり、パッと見は同じバンドですが、実は全くの別物なんですね。

それぞれ解説していきますよー!

ボリバン2σの特徴

まずは2σからですね。

2σの特徴としては、ほとんどのローソク足がこの中に収まります。

正確には、全ローソク足の95.4%が2σよりも内側で確定するといわれています。

2σがその力を発揮するのは、ボリンジャーバンド全体が平行になってきたタイミングです。

では、どういう時にボリンジャーバンド全体が平行になるのか分かりますか?わかったならボリバン熟練レベル高めですよ!

答えはレンジ相場です。このレンジ相場の時に限ってはボリバン2σがレートを跳ね返す事が多くなっているので、実際のチャートを見に行って確かめてみて下さいね!

とは言いつつもぶっちゃけてしまうと、この2σというのはたいして重要ではなく(あくまでも僕の見解)視覚的にあった方が見やすいという理由で僕は表示させています。

他には、2σの強さというよりも、2σをローソク足実体で越えて確定した時は値動きが相当強いぞという認識。

当然安易な逆張りなんかはキケンです。普通にメッチャ逆行します!

それよりもボリバンで本当に大事なのは1σとミドルです。

ボリバンミドルの特徴

まず知識として、ミドルというのは移動平均線でいう20MAです。(ボリンジャーバンドの表示期間が一般的な20の場合)

なので単純に20MAとしても見れますね。

そんなミドルの特徴ですが、普段は意識されたりされなかったり、あっさり素通りされる事が多いです。

しかし、いざトレンドが発生すると、待ってましたと言わんばかりに強く意識されます。

レンジブレイクして、一旦レートが戻って来たところをミドルで支えられて、本格的にドーン!なんていう事も起こりやすいですよ!

普段はあまり意識されないけど、トレンド発生時には強く意識されるという特徴を持っています。

また、逆三尊の右肩の支えになったりするのもよく見るパターンですね。

画像を作ってみます!

こんな感じで逆三尊の右肩を支える事も結構あるので、気にして見てみるとたくさん発見できるかと思います。

余談ですが、通貨ペアによってもミドルの効き具合が多少違ってくるかと思います。その中でも個人的にはGBP/AUDのミドルの効き方が最強だと思います。すんごくしつこいんです、ポンオジのミドル。嫌いです!

ボリバン1σの特徴

ボリンジャーバンドで最も重要視すべきなのが1σになります。

特徴としては、レートを跳ね返す力がとても強く、『1σで支えられる』 『1σで跳ね返される』といった具合に、反転の基準として見ることができます。

強いトレンドが出ていない場面では、なかなかの確率で一度はレートを止めます。

この性質を利用すれば、エントリーだけでなく、利確の目安にもなるんですね。(僕の場合、1σ到達で利食ってしまう事が多いです)

また、1σは2σ同様、ボリンジャーバンド全体が平行の時にも十分機能するのですが、本領発揮するのは1σに角度がついた時です。

この角度のついた1σというのは、無視できない存在であり、誤解を恐れずに言えば、ほぼ間違いなく意識されます。

一度は意識されて揉み合うんです。

これが分かっているので僕は1σ到達で利食ってしまう事が多いのです。

ボリバン1σ、2σ、ミドルそれぞれの特徴を理解したら、次は環境認識です!

ボリンジャーバンドを使った環境認識のやり方

ボリンジャーバンドの特徴を押さえたら、その特徴を踏まえて環境認識をしていきます。

慣れてしまえば1分もあれば環境認識できちゃいますよ!

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海外口座に興味のある方はこちらの記事を読んでみてくださいね!
はなまげ
海外FXのメリットを余すところなく解説!デメリットもあり!

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日足・4時間足のダウ理論を確認する

ボリバンを使った環境認識とはいっても第一に見るべきはダウ理論(目線)です。

目線を見るときは必ず大きな時間足から確認していって下さい。週足や月足も意識はしておいた方が良いのですが、なにぶん目線が変わるまでに、どえらい時間がかかるので「一応こっちなんだ~」と、意識しておく感じで大丈夫です。

なので日足から目線を確認します。これは単純にダウ理論を追うだけなのですぐに判断できます。

目線が確認できたら次はボリバンのどの位置にレートがいるのかを見ていきます。下記の画像の日足であれば、

下目線で、ミドル付近にいるが、上昇トレンドの場面ではないのでミドルの特徴からいって素通りされる可能性の方が高いといえる

-1σまでは下がる余地がある。なので【売り】を狙いたい。という感じになります。

スマホの画像で申し訳ないのですが、この方がより、ボリンジャーバンドの臨場感が出るのであえてそうしています。

こちら日足ですが、大きな下落の後に調整の上昇が入りボリバンミドルまで戻ってきたが、ダウ理論でいうと目線はまだ下を向いているし、-1σまでは売りを狙える状況です。(ダウ理論に従い、ボリバンの特性にも従っている状況です)この作業を日足以下の全ての時間足で行います。

続いて4時間足です。先ほど説明したミドルの特徴で、トレンドが出ると強く意識されると言いましたが、そのとうりになっていますね。

2回上を試して2回ともミドルに跳ね返されています。

この時点で日足、4時間足そろって下目線なので「売りを狙いたいな」という感じになりますね!

日足・4時間足で大枠の環境認識を行い、今は【買い】なのか【売り】なのかの判断をつけていきます。(この時必ずダウ理論に従う)

今回は売りという環境なので、買いの事は一切考えずに【売れるところだけ】を探していきます。

これが大事で、たとえ短期足でどんなに買いたい形が出ていたとしても長期足の環境が下であれば売り以外は考えない。これができるだけで相当負けづらくなります!

短期足のボリバンに従いエントリー

1時間足の状況です。売りたいけど-1σ付近で強く跳ね返されて長い下ヒゲを付けているので売りづらい状況ですね!

しかし、この画像だと22:29なので1時間足の確定までにまだ30分あるのでここから下げてもおかしくないかなと。

ダウも下を向いているので。

お次は15分足です。

短期足で売るタイミングを計りたいのですが、ちょっと何とも言えない感じですね…

ここは素直によくわからないということ!

最後は5分足!ってメッチャ売りやすい形出てる!

5分足のダウ理論が崩れて最初の戻りを作りにいってる動き。角度のついた1σは跳ね返す力がとても強いので+1σタッチまで引き付けて売りたいですね!

ちなみにこれは僕がこっそり売っている有料Tips【はなまげ流売りの極意完全三尊の狙い方】の手法になります。

この画像は、この記事を執筆中にリアルタイムで撮影したものなのでエントリーこそしていませんが、+1σタッチまで引き付けて売った場合はこんな感じになりますよー!

執筆中にこんなにうまいこといってくれるなんて思ってなかったのでラッキーです(笑)

このように日足でも、5分足でもチャートを見てやる事は全て同じ。目線を確認してボリバンのどこにレートがいるかを確認する。それを全ての時間足で見る。

素直に長期足の目線の方向に向かってエントリーできるところを探して、短期足でタイミングをはかり、できれば1σを起点にしたひと波を取りにいく。

これが最も簡単かつ、再現性の高いボリンジャーバンドの使い方だと思っています。

ちなみに、最終的には100pips超えまで伸びている模様。さすがゴールドですね!

繰り返しになりますが、ボリンジャーバンドを使った環境認識をする時は、バンドそれぞれの特徴を意識しながら各時間足を同じ見方で見ていきましょう。

  1. 日足をみる(目線がどっちでボリバンのどの位置にレートがいるか)
  2. 4時間足をみる(目線がどっちでボリバンのどの位置にレートがいるか)

この二つが同じ方向を向いていれば、トレードはしやすい状況といって良いでしょう!

ただ、目線が同じ方向でもボリバンのどこにレートがいるのかは気を付けて見て下さい。

売りを狙っているのに+1σよりも上にレートがいる時や、買いを狙っているのに-1σよりもレートが下にある時などは、まだまだ勢いがあってキケン。1σの内側に入ってきてからトレードを仕掛けた方が無難です。

そして絶対に覚えておいてほしいのが買いを狙うなら-1σに注目!売りを狙うなら+1σに注目!これを意識して相場を見るだけで圧倒的にエントリーの精度が上がります。

一目でわかるボリバン1σが機能しやすい形

買いの時も、売りを狙う時も1σからの反転を狙うのがオススメですが、具体的に1σがどうなっている時に狙うのかを分かりやすく解説します。とはいっても簡単なのですぐに覚えられると思います。

角度のついた1σ

繰り返しにはなりますが、角度のついた1σというのはたとえ1分足であっても無視できない存在であり、ボリバンというインジケータの中で最も意識するべきポイントになります。

画像で見てみましょう!

どうでしょう、分かりやすいですよね?

トレンド方向に対する押し目を作り、そこにだんだんと1σが迫ってきてタッチを起点に再び爆発する。もちろんしない事もありますが、狙ってみる価値は十分にありますよ!

もう何枚か載せましょう!

もう一枚

このようにしっかりと角度のついた時は特に強いのが1σです。

これは是非ご自身で検証して頂いて、いろんなパターンを見つけてみてほしいですね!

きっと「ホンマやん!」となりすぎて楽しくなっちゃうと思いますよ(´艸`*)

他では語られないボリバンの真実

実はボリバンのあまり知られていない特徴があるのですが、

ボリンジャーバンドというのは、あくまでもインジケータの一つにすぎません。インジケータという事はローソク足が確定してから後追いでボリンジャーバンドの形も変わっていくという事です。

これが何を意味するかというと、「ローソク足が大きく動いた事によってボリバンが後から傾く」という現象が発生するのです。

どういう事か画像で見てみましょう!

こちらの画像ですが、一見すると-1σに支えられて爆上がりしているように見えますが、たぶんこれ違います。

これ、爆上げする直前はボリバンもっと平行だったはずなんですね。

-1σにはおそらく全然届いていなくてミドルを少し割った程度だと思うんですが、ここまでローソク足が大きく動くとそれに伴ってボリバンも急角度で変化するので結果、角度のついた-1σにタッチして上がっていったように見えてしまうのです。

これこそが後から出来上がったチャートを見て、「なんでここ入らなかったんだろう?」とか「うわ、ここ見てれば取れたじゃん!」となる原因であり、

意外と知らない実際にエントリーする時と値が動き終わった後の景色の違いなんです!

いやぁ、ボリバンて奥が深いですね。
はなまげ

この記事をヒントに是非ご自身で検証してみてくださいね!

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  • この記事を書いた人

hanamage

貯金ゼロの状態で2018年にFXを知り、そこから丸3年負け続け約800万のマイナスに。吐きそうになりながらも諦めず検証と日々の行動の改善を重ね、ようやく光が見えてきた兼業トレーダー。 トレーダーが勝てるようになるまでの道のりや、副業での稼ぎ方を自身の経験を元に発信していきます!