いきなりですが、ポジポジ病はトレーダー人生を終わらせてしまう可能性がある程の厄介な症状です。
ポジポジ病に陥らない事がベストではあるんですが、なかなかそうもいかないんですよね(汗)
ほとんどのトレーダーが1度は経験しているんじゃないですかね?ポジポジ病
こじらせてしまうと非常に厄介なので、そうなる前に、なぜポジポジ病になってしまうのか?そしてそれに対する対策を理解してトレーダーとして成長していきましょう!
✔ 本記事の内容
- ポジポジ病になってしまう3つの原因を説明
- 3つの原因を深く理解する
- ポジポジ病の治し方、予防法を解説
僕がポジポジ病を脱却した方法を解説していきますね!
もくじ
FXトレーダーがポジポジ病になってしまう3つの原因とは
ポジポジ病になってしまう原因は、数を上げればキリがないのですが、今回はその中でも代表的な3つの原因について見ていきましょう!
この3つがポジポジしてしまうキッカケになるという事を認識しておくだけで予防にもなりますよ!
激しい値動きにつられてしまう
いきなりドンッとびっくりしてしまうような値動きがあったりしますよね?
このような時、あなたはどんな反応をしますか?
Aさん「うわっ!メッチャ動いた!これは行くだろ、飛び乗れぃ!」
Bさん「いいや、ここはまだだ!戻りをしっかり待って押し目を作ってからエントリーだ!」
Cさん「さっきまであった僕のポジション、誰か知りませんか?」
はなまげさん「とりあえずこの記事読んどき?」
まず、Aが良くないのは分かりますよね?これはただの衝動買いや衝動売りです。
優位性を拾っている訳でもなく、目の前に現れた値動きに対してとっさに反応してしまっただけ。
これを事前に、「ここでレートがこっちに爆発的に動いたらすかさず乗っていこう」と決めてあったのなら何の問題もないのですが、そうでないなら問題ありです。
続いてBなんですが、パッと見は良さそうなんですが、これもAの時同様、事前にそこでトレードすると決めていなかったのであれば、それは値動きにつられてしまったということ。
エントリーの理由は常に長期足の方向やダウ理論、各インジケータなどの優位性を拾った結果であるべきです。
マイナスを取り返そうとリベンジトレードをやってしまう
これもついついやってしまいがちですよね?わかりますよ~その気持ち!
その日の収支がプラスだったのに1回の負けでマイナスに...「プラスにしてから終わりたい!ムキーッ!」
みたいな事もやってしまいがち。
リベンジトレードする時にロットを上げてしまっているようなら最悪。ポジポジどころかトレードする資金まで無くなってしまう可能性があります!
チェック
ポジポジ病の恐ろしいところはポジションを持つことだけでなく、適当に持ったポジションによる損失を取り返そうと、更に訳の分からないポジションを建ててしまう。という悪循環に陥ってしまうところです。
指標発表時などにギャンブルトレードをやってしまう
どうですか~?やった事ありますか~?
僕は初心者の頃は結構やってました(汗)
これはもうトレードとは呼べないですよね?その名の通りギャンブルです。
我々トレーダーの目的は相場から利益を上げ続ける事です。その視点で見ると、ギャンブルトレードというのは再現性が限りなくゼロに近い本来ならば避けなくてはいけないトレードです。
そもそもなぜこのようなポジポジ病を発症してしまうかというと、これは僕の思うところですが、『自分のトレードの型が決まっていないから』だと思います。
【型】が決まっていないので、アレもコレもといろんな所がチャンスに見えてしまう。そしてなぜか焦る。
ポジポジ病が原因でFXを諦めようかと思っている人も少なくないのではないでしょうか?
一方で自分が狙うべき場所がしっかりと決まって、一貫してそれだけを狙っている人はそうはなりません。
トレーダーとして目指すべき姿はこれです。
ではとうやってそこを目指すのか?これからお伝えしていきます!
FXを諦めるにはまだ早い!ポジポジ病の治し方
ポジポジ病は治らない訳ではありませんよね?要は覚悟の問題でもあります。
治していくには正しい方向に向かった努力と、弱かった自分との決別が必要です!
具体的には何をやればいいのか説明していきます。
自分だけのスタイルを作ろう
まずはこれが重要になってきます。自分のトレードの軸を作り、型を作る。
自分のトレードの軸というのはチャートの波形の捉え方だったり、水平線を引く基準。それからボリバンの使い方であったり、大枠の環境認識のやり方を常に同じにするということ。
ここが毎回バラバラだと、自分のトレードという物を作りようがないんですね。
なのでまずはここを鍛える。というよりも決めてしまう。
例えば水平線にしてみても、「いつも実体で引いているけど、最近ヒゲで反応する事も多いから悩んでる」
これは実体に引いておけばいいんです!いつもそうしているなら尚更そうするべきです!
浮気してヒゲに引いたところで今度は実体で反応するんです。相場なんてそんなものですよ。
絶対というのは無理なんです。
それを踏まえて、自分はどっちを取るかという事。これを常に一貫させる事で自分なりの基準を作っていく!
水平線に限らず波形の捉え方、ボリバンの見方、全てにおいて自分の基準を設ける。
ここまでやってようやく一貫した環境認識ができるのです!
一貫した環境認識ができたら、その認識を基に仮設(こういう時にこういう値動きよく見るな)を立てて検証(そこでエントリーしたらどうなるか)というのを繰り返していく事で自分のトレードというものが確立されてゆくのです!
その際には実際のトレードよりもフォレックステスターを使って検証することをオススメします。
過去検証とフォレックステスターについては下記の記事に詳しく書きました。
-
FX過去検証のやり方を解説!他では語られないディープな内容です!
続きを見る
ポジポジ病は心の病!人としての成長が内面を強くする
言ってしまえばポジポジ病は心の病です。大体が欲望と目の前の値動きを見て感じる謎の焦りが原因です。
要は『自分のトレードに対する自信の無さ』それと、お金に対する執着。これが全ての根源であると思います。
トレードに対する自信は過去検証で作っていくとして、お金に対する執着は自分の内面から変えていかなければいけません。
厄介なのがお金が無ければない程執着してしまうんですよね。
こうなると、トレードとは関係のない所から変えていった方が良いです。
トレードに夢中になって家族やパートナーをないがしろにしたりしていませんか?
もし心当たりがあるなら、トレードに向けていたエネルギーを全力で家族やパートナーに向けてみてください。
きっと向こうからも同じだけのエネルギーが帰ってきます。
そうすることで心に少しゆとりができて、そのゆとりがトレードでの間違った判断を防いでくれたりするのです。
うさん臭いのは分かっていますが、是非やってみて欲しいです!
大きな心を持ち、人として成長することがトレーダーとして成長するいちばんの近道だと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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