基礎知識シリーズなのでサクサクとすすんでいきましょうかね!
相場には方向感の出ている状態(トレンドが出ている)と、方向感がなく値幅もあまり出ない状態(レンジ)があります。
相場では値動き全体の約70%がレンジだといわれていますね。
レンジにもいくつかの種類があり、形によって呼び方がちがいます。
代表的な例として、ボックスレンジと三角持ち合いというレンジの種類があります。
また、三角持ち合いの中にもアセンディングトライアングルとディセンディングトライアングルがあるので、画像で見ていきましょう!
ボックスレンジ
レンジの中でも、最も多く出現するのがこちらのボックスレンジではないかなと思います。
長期足でも、短期足でもよく見るレンジです。
長期足では、長期足の節目でよく出現しますし、短期足では短期足の節目でよく出現しますね。
節目というのは、水平線やキリ番、チャートパターンのネックラインだったりしますよ。
アセンディングトライアングル
この形がアセンディングトライアングルです。
意識してチャートを見ていると結構発見できますよ!
このアセンディングトライアングルはレンジとはいっても、トレンドの途中で押し目を作るときによく出現するので、実際のチャートで確かめてみてくださいね!
また、上記では上に抜けやすいと記述しましたが、トレンド方向が下であれば逆に下に抜けていく事も往々にしてあります。
やはり、相場というものに絶対はなくて、そこが相場の難しいところでもありますね!
ディセンディングトライアングル
これはアセンディングトライアングルの反対で、下値に張り付くような形で三角形を作っていくレンジです。
このように、レンジにもいくつかの種類がありますが、この形のレンジはこっちに抜けて…
書籍などではそのような書かれ方をしている本もありますが、そのような覚え方はオススメしません!
なぜならどの形のレンジであっても、最終的には長期足の方向に引っ張られる事が多いので、あくまでも長期足の方向に動くためにパワーを溜めている状況だと思っておけばOKです!
レンジの特性を利用して出来ること
レンジというのは、ボックスレンジであれば上限、下限がある程度視覚的に見えてきます。
これを利用して作戦を立てる事も可能ですよ!
先ほどの画像のように、四角で囲めるようなボックスレンジであれば、「レンジ上限から売って下限から買えば良いじゃん!」
と、思ってしまいがちですが、それはキケンです。
相場の本質的に『長期足の方向に影響されやすい』という性質があるので、エントリーするのであれば長期足の方向だけにしましょう!
長期が上なら下限からの買いだけを狙い、逆に長期足の目線が下ならレンジ上限からの売りだけを狙うといった具合ですね!
また、アセンディングトライアングルは上に抜けやすく、ディセンディングトライアングルは下に抜けやすい。
と、いわれていますがそれを信用しきってしまうのはキケンなので、しっかりとご自身で確認する作業を行って下さいね!
そしてこのアセンディングとディセンディングは各MA(移動平均線)が非常に強く関係してきます!
言い方を変えれば、各MAと非常に相性が良いと言えます。
どういう事かというと、アセンディングやディセンディングでは三角形を作るように値動きが収縮していきますよね?
その三角形の先っぽが分かれば、どちらかに大きく動くタイミングは分かるという事になります。
そしてその先っぽがMAと重なったタイミングでレートがどーんと動くことが多いんですね!
逆に言えばMAと重なったところが先っぽになりやすい。ということ!
ここまで分かればあとはやる事は決まっていますね?(´艸`*)
実際のチャートで確認しに行って下さい!
そしてそこで長期足の方向に…ムフフ(´艸`*)
さぁ!検証!検証!
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