テクニカル分析 基礎知識

トレード戦略の第一歩、レートの動きにはある程度の規則性が見て取れる

はなまげ
どうも、はなまげです。今回はチャートの見方は分かったよ。次はどうすればいいのかな?という人に向けて書いた記事になります。

さて、いよいよ実戦的なチャートの見方になっていきます。

自分のチャートの設定が決まって、気合い十分、鼻息を荒くしながらエントリーポイントを探してみても、

『こんなにメチャクチャに動いてるのにどっちに行くかなんてわからないよ!』

『こんなのただのギャンブルじゃん!』と、実際に動いている相場を見ると思ってしまいますよね!

でも大丈夫です!相場の動きには規則性があり、それは今も昔もずっと変わりません。

なぜかというと、相場を動かしているのは人間であり、人間の心、欲望や恐怖によって取引がおこなわれ、それによってレートが動く

なので人間の本能的な欲望や恐怖の感じ方が変わらない限り、この規則性が変わる事はないと思っています。

テクニカル分析を理解する

レートの動きには様々な規則性があり、それをとらえるのがテクニカル分析です。

しかし、相場の世界に絶対こうなるという事はありません。

何をどうしても25%はハズれるんです

過去検証を十分にやって、期待値がプラスだと分かっている手法でもそのくらいです。

テクニカル分析といっても絶対ではなく、あくまでも【そうなる可能性が高くなる】くらいのもんです。

しかし、そういった根拠をいくつか組み合わせていくことで勝率70%くらいは誰にでも達成できると思っています!

ユーザー
じゃあいったいどんな規則性があるんだよ
いろいろあるんだけど、まずはダウ理論だよね。
はなまげ
【完全解説】ダウ理論は難しくない!定義を知れば誰でも理解可能

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値動きの根本はダウ理論

やはり世の中で一番意識されている規則性といえばダウ理論でしょう。

レートは基本的に上下に波を描きながら進んでいきます。

この時に高値、安値共に切り上げていればアップトレンドで、切り下げていればダウントレンドでしたね。

とは言ってもどこまでもそれが続く訳ではなく、どこかで切り返して反転します。

その目安になるのが水平線であり、過去に意識されている価格です。

水平線の引き方については下記の記事を読めばわかるので、興味のある方は読んでみてくださいね!

水平線の引き方を完全解説!【初心者向け】

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水平線を加えてみる

水平線はしっかり意識されている所に引けていれば、その間を行き来する規則性があります。

大まかではありますが、長期の流れに沿って水平線から水平線までの間を狙っていくのが、いわゆるデイトレード規模での王道のパターンになります。

まだどういうトレードをしていったらいいか分からないという人は王道から入ってみるのもアリだと思いますよ!

何となく値動きのイメージが湧いてきましたかね?

水平線の間を長期の方向に狙ってエントリーする。

今回はまだエントリーに関する細かいことは書きません。まずは相場の大枠の概念を知ってほしいのです。

実際の値動きのイメージ

それでは実際のチャートを見て確かめてみましょう!

下から黄色、青、ピンク、黄色の順番で水平線が引いてあります。

この時の長期の状況は上目線です。

一番下の黄色い水平線を上抜けて青い水平線を目指し、一度止められるが、青い水平線も上抜けて今度はピンクの水平線を目指していますね。

ピンクを抜けた後も次の水平線を目指しています。

これはもう出来上がったチャートだから何とでも言えるのですが、

出来上がる前でも長期の方向に沿っているしダウ理論も崩れていないし、次の水平線を目指して動く可能性が高いという事がいえます。

こういう1個1個の根拠を積み重ねて少しでも有利な所でトレードするのがテクニカル分析です。

まずは水平線をしっかりと引けるように練習しましょう!

そしてご自身の目でその間をカクカクと行ったり来たりしている事を確かめてください!

そうする事で自分の相場を見る目が養われ、少しずつ相場の規則性が分かってくると思います。

はなまげ
今回はこの辺りで一度区切ります。次はチャートパターンについて解説します!
【必見】チャートパターンを理解してエントリーのタイミングを見極める

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hanamage

貯金ゼロの状態で2018年にFXを知り、そこから丸3年負け続け約800万のマイナスに。吐きそうになりながらも諦めず検証と日々の行動の改善を重ね、ようやく光が見えてきた兼業トレーダー。 トレーダーが勝てるようになるまでの道のりや、副業での稼ぎ方を自身の経験を元に発信していきます!