

チャートパターンという言葉を聞いてあなたはどんなものを思い浮かべますか?
いろいろありますがその中でも特に出現頻度が高く、信頼度も高いダブルトップ(ボトム)と、
それの上位版とも言えるヘッドアンドショルダー(逆ヘッドアンドショルダー)に絞って解説していきます!
他は捨てます!はい、捨てちゃいます。断捨離です!
ダブルトップとは何ですの?
ダブルトップという言葉を聞いたことがありますかね?
これはレートがもう上に行くのはキビシイよー!という時に現れやすいチャートの形です。
この形ができるとそれまでの流れが止まり、反転していく可能性があるのです。
ではどんなものをダブルトップと呼ぶのか、画像で見ていきましょう!

はい、ザックリとこんな感じです!
赤い丸のところでお山が二つ並んでますね。
形はこんな感じで覚えておけば大丈夫です。
これをテクニカル的に見ていくと、上昇トレンドが継続していき水平線に当たる。
ここで買っていた人達の決済が入ったり、新規の売りが入ってきたりと売りの圧力が高まることで高値更新ができなくなり、
ダブルトップを形成するといった感じですかね。
ここで注意しなくてはいけないのが
ダブルトップの形を作っただけでは反転と捉えるには早すぎる
という事。
どういう事かというと、この時点ではダウ理論はまだ上目線!
いくら水平線などの抵抗体があってもダウを切り替えるまでは危険だし、
このままレンジになってしまう可能性も十分あります。

なので売りを狙うなら押し安値を下抜いてからの方が、その後下げる可能性は高くなると思います。
ダブルトップはどこで出現するかが重要
これはダブルトップに限った事ではないのですが、
チャートパターンというのはどこでその形を作るかがとても重要になってきます。
できれば日足、4時間足レベルでの抵抗体、そのレベルで意識されている水平線やボリンジャーバンドの1σなどにぶつかって、短期足でチャートパターンが形成されればチャンスと言って良いと思います!
ヘッドアンドショルダーとは?

ヘッドアンドショルダーとはズバリ上記の画像です。真ん中の山を頭、両脇の山を肩に見立ててそう呼ばれていますね。
ダブルトップの上位版と思ってもらって良いですよ!
実際のトレードでよく意識するのはこちらだと思います。
別名で三尊天井とも呼ばれてますね!
実際のチャートでも見てみましょう!

はい、完全に一致していますね!
この形が三尊天井です!
僕も売りを狙う時にはこの形ができるのを待つことが多いです。大好物です!
もちろん三尊の場合であっても、然るべき場所で出現しないと信頼度は格段に低下します。
どういった流れで抵抗体まで辿り着き、どの時間足で三尊を作っているのか。
短期足で作っているなら、長期足のどの部分で三尊を作っているかが重要になってきます。
言われてすぐに分かるものではないので、何度も読み返し、自分の目で確かめていただければと思います。
強い三尊、弱い三尊
俗に三尊といってもキレイなものや崩れ気味のもの、似たような形のもの。
いろいろある訳ですが、その中でも強いパターンというのがあります。
それは形、みてくれだけの三尊か、ダウの転換を伴った三尊かの違いです。
画像で見てみましょう!

キレイな形の三尊天井ですね。
ネックラインを割ってくれば下落が期待できそうです!
次はこちら

上昇トレンド継続中に三尊ぽい形を作ってくるパターンです。
わりとよく見かけると思います。
次はこちら

こちらがダウの転換を伴った三尊ですね!
上の2つは形こそ三尊のかたちをしていましたが、あれは危険なパターンです。
上昇トレンドが継続しているうちは三尊ぽくなってダマシとなって上げていく事も多々あります。
しかしこちらの場合はしっかりと押し安値を割って、なおかつ高値も切り下げている最強パターンだと言えるでしょう。


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チャートパターンを使って何ができるか
具体的にチャートパターンを使って何ができるかというと、やはりエントリーのタイミングをビシッと合わせる事でしょう。
環境認識ができるようになり、長期足の方向に沿ってエントリーポイントを見極め、
いざエントリーという時にダブルトップや三尊天井などのチャートパターンが出現すれば自信をもってエントリーできます。
既にポジションを持って利が乗っている状況でも、「買っていたけど目標付近でダブルトップを作っているから利確してしまおう」
といった使い方もできますね。
チャートパターンは反転の兆しという事を意識しながら相場を見ていくと、新たな気付きや発見があるかもしれませんね。
何度も実際のチャートで確かめてあなただけの得意パターンを見つけちゃって下さい!
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