どうも、はなまげです。
今回はテクニカル分析を学び始めた人にとっての第一歩
水平線
これについて詳しく解説していこうと思います。
本記事の内容
- 水平線とはどういうものなのかを解説。
- 上手く水平線を引くためのコツを紹介!
- 水平線を引くとできるようになる事を解説していきます!
もくじ
水平線とはレートが反転する可能性の極めて高いポイントである
水平線というのは、それをめがけてやってきたレートが一旦反発する可能性がとても高い場所です。
なぜそんな事が起こるかというと、チャートというのは横軸と縦軸からできています。
横軸は時間と共に進んでいき、縦軸は価格が動くとそれに伴って上下します。
縦軸には必ず意識されている価格というのがあり、それはチャートの形状から意識されているものや、
いわゆるキリ番と呼ばれる価格の節目、ドル円であれば、120円ちょうどや、121円ちょうどなど心理的に意識されている価格です。
ですが、時間の経過とともにチャートは右へみぎへ進んでいきます。
そして、過去に意識された価格というのは、もう一度その価格にレートが戻ってきた時にも意識されるのです。
そこに水平線を引いておけばいちいち「あっ、120円で意識されてレートが止まってたから覚えとかないと!」なんて事をする必要は無くなるんですね。視覚的にパッと見で意識されているところがわかるようになります。
水平線を使えば、レートが反転しそうな場所を事前に推測することができます。
そして水平線にも2種類あって、それぞれ支持線(サポート)と、抵抗線(レジスタンス)と呼びます。
下から上がってきたレートを、これ以上うえにはいかせないぜ!と立ちはだかるのが抵抗線(レジスタンス)
反対に上から落ちてきたレートを支える水平線のことを支持線(サポート)と呼びます。
慣れてくればこれらを上手く使って反転のひと波を掴む事も可能です!
それでは実際のチャートを見てみましょう!
チャートはなんでもいいのですが、これはユーロ円の4時間足になります。
ではこれに水平線を引いてみましょう!
水平線を引くときに意識することは、なるべく左側から引き始める
水平線は左側から引いていきましょう。なぜかというと大抵の場合、意識されるのは過去のレートだからです。
今引いた水平線の場合も、左側のレジスタンスとして意識されていたラインが今度はサポートとして機能していますね?
もう一本水平線を引いてみましょう。
先程のところからスッと上げた後の安値のラインが画面右の方でも機能しているのがわかりますね。
このように一度付けた高値や安値は後から意識されやすいのです
さらに水平線を引いていきます。
このように水平線が引いてあると事前に反発する可能性のあるところがわかります!
この優位性を活かせばエントリーポイントや、利確の目安もつけられますね。
水平線を使ったエントリーポイントの解説!
具体的に水平線を使ってどのようなエントリーができるかというと
やはりブレイクアウト後の押し、戻りを確認してからのエントリーが手堅いですね。
これも画像で見ていきましょう!
手書きで申し訳ないのですが、赤い丸の辺りでブレイクアウト後にレートが落ちてきて水平線に支えられていますね。ここで買いエントリーができます。
きれいな上昇ダウが継続していますね!
ダウ理論がよく分からないという方はこちらの記事をどうぞ。
その後上から2本目の水平線をレートが下抜き上昇トレンドが終了、
戻りを待って今度は売りでエントリーできますね。青い丸のところです。
このように慣れてくればどんどんエントリーポイントが見つけられるようになるので強力な武器になります!
水平線の引き方は??
- チャートの左側を意識して引く
- わかりやすい場所に引く
- 上からも下からも当たるのがベスト
- 日足、4時間足はメッチャ効く
チャートの左側を意識して引く
これは先程も説明したとおり過去の価格が意識されているからですね。
具体的に説明すると、まず左側のわかりやすい場所に水平線を当ててみて、右の方でも効いていれば
より意識されている水平線になります。
PCで引く人は十字カーソルを当ててみるとやりやすいですよー!
スマホしかないという人は『引き』で見るのがお勧めです
画面を横にしてなるべくローソク足のサイズを小さく表示すると見え方がガラリと変わります!
より多くの情報が得られるのでお勧めです!
わかりやすい場所に引く
これはもうそのままです。
なぜかというとより多くの人が意識している水平線が強いのです。
例えば、上昇トレンド中に水平線に向かって上からレートが落ちてきたとします。画像の右端のあたりです。
はい、こんな感じです。
この時に水平線での反発で買っていこうという人が一定数います。
この水平線がわかりやすい場所にあればあるほど、その買いを狙う人たちも多くなるのです、味方が増えるということですね!
逆によく分からないところに水平線を引いてしまうと、全く意識されないので注意が必要です
上からも下からも当たるのがベスト
水平線にも強弱があります。
強い水平線というのはサポートにもなり、レジスタンスにもなる、パッと見たときに挟まれている線ですね。
日足、4時間足はメッチャ効く
初心者の方に多い問題で水平線の引きすぎというのがあります。
これは今まで説明してきた内容が、各時間足で出来てしまうからだと思います。
先に言っておきますと、すべての時間足で水平線を引けるだけ引いてしまうと、もう何がなんだか分からなくなります 笑
どえらい事になりますのでくれぐれもご注意ください‼
そこでどうするかというと、水平線を引く時間足を決めてしまうのもありですよ。
日足、4時間足は最も多くの人が見ている時間足です。
それならばその時間足に水平線を引かない理由はないですよね。
多くの人が意識している水平線が引けるのですから。
参考までに僕は週足は引きっぱなしで日足、4時間足しか基本的には引きません
「水平線のことは分かってきたよ」という方は、海外FXと国内FXではどちらがおすすめなのか解説した記事があるのでぜひ一度読んでみてください。お金が戻ってくるお得な情報もアリ!
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海外FXのメリットを余すところなく解説!デメリットもあり!
続きを見る
まとめ
- 水平線はレートが反発する可能性が高い
- 水平線を使えばエントリーから利確までの目安になる
- 引き方は左側から、わかりやすい場所に、挟まれている水平線!
- 日足、4時間足はメッチャ効く
- 引きすぎ注意!
今回は以上になります!
何回も引いて引いて引きまくってサクッと水平線をマスターしちゃいましょう!
はなまげでした。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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